【ワールドカップ予選の苦戦】
またまた思うことがあったのでサッカーの話題ですw
アウェーの中、2-0で勝利しました。
結果だけみると、
何の問題もない、
ただの勝利でしかないのですが、
FIFA(国際サッカー連盟)が約1ヵ月に1回ほどの周期で更新している
FIFAランク(国別ランキング)では、現在日本が28位、キルギスは94位なので、
ようは『格下相手だから、もっと圧倒的に勝ってよ』という意味で
試合内容が酷評されているんです。
もちろんそれだけ日本サッカーが期待されているから、
もっともっとレベルアップしてほしいから、
発破をかける意味でそういった記事が多いのかもしれません。
そもそも今行われているワールドカップ予選は、
アジア地区の2次予選というもので、
日本以外はワールドカップに出たこともない、
正直まだまだサッカー後進国と言える国ばかりで、
このあと最終予選もあることから、
大人と子供くらいの力の差があると考えられています。
というかあるんですw
だからこそ勝っただけでは満足できない声が多いのだと思います。
しかし、
日本代表はこの試合でもっとも大事なことを達成しているのです!!
【苦戦の中での勝利は・・・】
2002年に開催された日韓ワールドカップは、
日本で開催されたこともあり、日本国内でそれはもうスゴい盛り上がりだったことを
覚えている人も多いと思います。
当時高校生だった僕はサッカー部だったこともあり、
またイングランドの英雄ベッカムが大好きだったので(今でもヒーロー♪)、
ベッカムヘアーにしていたら、最初は誰にも気づかれませんでしたが、
そんなベッカムさん、
ワールドカップ出場を決める、ヨーロッパ予選最終節のロスタイムで決めた、
伝説のフリーキックを思い出すと、今でも鳥肌が立ちます!!
このゴールが決まってなかったら、イングランドは日韓ワールドカップに出場出来ず、
僕の髪形もイジられることはなかったでしょうw
※ベッカムさん:当時とある事件を起こしたことにより、
母国イングランドのほぼ全国民に嫌われ、一部の過激なファンから
車のブレーキを壊されたり(噂)、脅迫までされていた(らしい)ベッカムさんでしたが、
このゴールで国民のヒーローになったのです!!
準々決勝のイングランド戦にも2-1で勝利し、
見事に優勝を果たしたのが“サッカー王国ブラジル”でした。
ロナウド、リバウド、ロナウジーニョ、ロベルト・カルロス、カフーなど、
当時世界最高の選手がすべてのポジションにいて、
まさに世界ナンバーワンの国でしたが、
そんな王国ブラジルでさえ、南米地区でのワールドカップ予選では、
最終節まで出場出来るかどうかも微妙な、危機的な状況だったことを
知らない人も多いのではないでしょうか。
当時の南米予選では4位までが出場確定、
5位はオセアニア地区のオーストラリアとのプレーオフで勝ったチームが出場、
という出場枠しかない中で、ブラジルの南米予選の結果は、
9勝3分け6敗の勝ち点30で3位という結果でしたが、
じつは最終節は勝たなければ5位以下という屈辱的な状況だったのです。
結果的に無事に勝利したブラジルは、本大会で見事に優勝することになったのでした♪
【大事なことは苦しい中で勝つこと】
過去の歴史上、強豪国はことごとくピンチの場面を跳ね返してきました。
それはおそらく本当の強さを持っているからだと思います。
良い試合をして負けるのと、
ヒドイ試合をして勝つのと、
どっちの方が良いのか…
もちろん!!
内容はどうあれ勝つことが最重要ですよね!!
むしろ、
試合内容が悪い中でも勝ち切れるのが本当の強さであり、
『調子良かったら勝てたのに』、『ピッチの状態が悪かったから』、
『天候・気候が…』ってのは負け犬の遠吠えになってしまいます!
それこそ前回お伝えした今開催中のu-17ワールドカップで、
予選1位通過の日本代表を破った予選3位通過のメキシコ代表が、
とうとう準決勝でオランダも破って決勝に進出したように…
先日のキルギス戦ではこのもっとも重要なことを達成した日本代表は、
本当の強さを示してくれたと思います。
がんばれニッポン!!
それではまた